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スマトラのオランウータンは30億円で救えるか? [どうぶつ]

テレビやショーでオランウータンが見られなくなって久しいことにみんな気づいているのだろうか。

旭山動物園では、高い塔から綱渡りをしたりする様子を見ることができたり、多摩動物園には人真似をするおばあさんオランウータンまでいる。でも、その映像はすべて動物園内で見られるものだ。

人間以外のすべての霊長類が絶滅の危機にあり、飼育下にあるものは「繁殖のため」という、いわばお題目がついて動物園等で飼育されている。有名なチンパンジーのパンくんなどは昔はスタジオやどこぞの場所へ出かける様子が画面に映し出されていたが、今は飼育されている動物園の施設内からは出られないはずだ。

これは世界的な動きで、野生のままにいる動物はとても貴重な存在なのだ。しかも「保護されていない」動物は、増えすぎて困っている都会のネズミやカラスくらいなのではないかと思えるほど、野生下で保護されている。たとえば、高圧電流を流した柵の中で密猟者から守られていたり、ありとあらゆる方法で守られ、人間がその繁殖の成功を見守っている。

インドネシアのスマトラ島は日本人が訪れる、バリ島やジャワ島などと比べて、手つかずの自然が残されているようだが、焼畑や天然資源を求める開発業者の環境破壊にさらされている。いたずらにODA等でお金をポンと寄付するよりも、今回のアメリカ政府のように、インドネシア政府の対外債務を帳消しにする代わりに、その金を環境保護団体に支払うというのは合理的なような気がする。

ただ最終的にはその環境保護団体がまともに機能することにかかっているが・・・


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